中国・深圳イノベーション視察に行ってきました!千葉県野田市の運送会社 東運輸グループの情熱ブログ!! | 東運輸グループ
2019.04.05
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岩槻営業所の逆井です。
3月20日から4日間、中国・深圳イノベーション視察ツアーに参加してまいりました。
深圳に着き、第一印象は空気が綺麗だと感じました。失礼ながら中国のイメージとして、空気が汚れており、
マスクをしている人ばかりかと思っておりましたが、この地域の45%は緑であり、公営バスは10%、タク
シーに至っては95%がEV車両と聞いて納得です。
カリキュラムとして、今回は深圳市の10区ある行政区の中でも、ベイエリアの経済圏の中心となっている
福田区・南山区・宝安区の商業施設や電脳エリア、都市部の企業を訪問しました。
視察の中でも特に興味深かったのが、中国無人システム産業連盟(AUVSC/本部は北京)が推奨している
農業分野におけるドローンの活用でした。この中国無人システム産業連盟に加入している企業が日本でいう
農協(JA)の役割を担っています。
中国は農業従事者が3億人いますが、高齢化が進む一方で、若者は都市部へ流出してしまうという農業にお
ける後継者問題を行政が危惧しており、その中でドローンの活用を考察しているとのお話でした。
例えば、農薬散布の際に、人手不足により農業用ドローンを活用したいと考えても、高齢者がドローンや
パソコンの操作などを覚えることは困難です。そこで無人システム産業連盟に加盟している企業が支援をし、
ドローンパイロットを派遣します。必要なパイロットは10万人以上とされ、そのために職業訓練校と提携して
人材育成にも注力しています。
これにより、深夜に一人のパイロットが複数のドレーンを操作し、農薬散布を行うことも可能になります。
顧客のニーズに応えるために、まだまだ新しいドローンの活用の可能性が感じられる内容でした。
これからの時代は、少子高齢化に伴う人手不足により無人化が進むと思われますが、中国のドローン産業の
考察力・判断力・実行力のスピードは見習うべきと肌で感じました。
また今回は、企業・市民センター・ショッピングモール・コンビニやスーパーなど、様々訪問させていただ
きました。その移動途中で、工事中や建設中の場所も多く見かけたのですが、そのあらゆる工事現場の囲い看
板に書かれているのが、 『とにかくいいと思ったらやってみよう!!でも失敗には寛容に!』
というような内容であり、ものすごくポジティブにスピード感を持って行動しているのだなと驚かされました。
今回の企業視察で感じたことを今後の業務に取り入れ、近い未来には新しいサービスについても会社に提案
をし、少しでも会社や地域に貢献できるようにしていきたいと考えております。
今後ともご指導のほど、宜しくお願い致します。
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