読書マラソン41冊目!! 千葉県野田市の運送会社 東運輸グループの情熱ブログ!! | 東運輸グループ
2018.04.27
当社のブログにアクセスいただき、ありがとうございます。
少し前になりますが、41冊目の読書マラソンを実施しました。
この読書マラソンは社員教育の一環として、1冊課題図書を決め、
管理職がおのおの読み、感想を語りあうという運動です。
今回は指向を変え、漫画を題材に行いました。
「風雲児たち ~蘭学革命編」 みなもと太郎
漫画とはいえ忠実に基づいており、また著者であるみなもと太郎氏は手塚治虫文化賞も
受賞されるなど、その歴史に対する研究は特筆すべきものがあります。私たちにとっても
読みごたえのあるものとなりました。
江戸時代、医者である杉田玄白・前野良沢らがオランダの医学書「ターヘルアナトミア」
を和書として刊行するため、その翻訳作業に取り組む一連の苦闘が描かれてますが、強く
3つのことを感じました。
①新しい挑戦は常に困難の連続であること
辞書もない時代での翻訳作業は正に困難の連続だと実感します。
②その中で進める作業は地道そのものであること
作中で前野良沢・杉田玄白は「ターヘルアナトミア」の中で、わからない文字にはマークを
付けて、そのわからない文字が別の箇所であった際には、同じマークを付けて、その文字の
推察を行っていきます。1文字1文字行うわけですが、それを何十万文字と、正に気が遠くなる
ような作業を地道に行うわけですが、時代に関係なく、その地道な作業こそ成功に最も必要
なことであると実感しました。
③その挑戦をやり遂げる中で、別の生まれてくるものもあること
その苦闘の末、発刊された「解体新書」があるわけですが、これを機に主たる翻訳者である
前野良沢は医学ではなく、蘭学(オランダ語研究)にその研究の道を進め、その道の大家へ
と成長していきます。シングルイシューに徹して取り組む中で、別の物事が達成されていく
ことは、現代においても同じことが言えるのではないかと実感しました。
当社も4月よりAI(アルゴリズム)を使った発送量の予測分析業務に取り組んでおります。
どのような成果に至るかは不明な部分もありますが、先人たちの苦闘に触発を受けながら、
更にお喜びいただけるサービスの構築へ取り組んでまいります。
今後ともご指導のほど、宜しくお願い申し上げます。
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